なりたい自分になれる笑いヨガの効果

【笑い】にはどんな効果があるのでしょうか

紹介する前にまずお伝えしたいのは、これらの効果は全て、面白くて笑うのはもちろん、【面白くなくても笑う】エクササイズとしての笑いでも同じ効果があるということです!


①若返る
 いつも笑っている人は表情筋が働くので、リフトアップします!

 でも笑うとほうれい線が…と気になる方!いますよね。ほうれい線ができてしまう原因には顔のたるみが考えられます。 

 表情筋が衰えたり、真皮内のコラーゲンの劣化や減少などでダメージを受けた真皮はハリや弾力を失ってしまうため、頬を支える力が低下していってしまうんです。

 しかも、マスク生活で口呼吸になっていませんか?口呼吸をしているとさらに表情筋がおとろえてしまいます!

 だから、クリームを塗り込むだけでなく、表情筋を鍛えるためにも笑顔でいることがおすすめです!


②ストレス解消でお腹に脂肪がつきにくい
 お腹にはストレスを感じると副腎皮質から分泌されるホルモン、コルチゾールのレセプターがたくさんあるため、ストレスが溜まるとお腹に脂肪がつきやすくなります。

 しかし、笑うことでストレスホルモンのコルチゾールとクロモグラニンの分泌量が減少することも分かっているので、お腹に脂肪がつきにくく、さらに心の安定やストレス解消、うつの予防に効果が期待できます。


③運が良くなる
 運がいい人の調査がありました。運がいい人には笑顔の習慣があったのです。笑っている人の近くには人が集まりやすく、故にいろんな情報が入ってきます。結果、自分が困った時などには良い情報が、助けが必要な時は自然と助かる傾向がありました。

 また、よく笑っている人は色んなことによく気がつくということも分かっています。笑顔が多い人は道端に落ちているお金に気付くのですが、笑顔が少ない人は道端に落ちているお金に気付けなかったのです。

 この事からわかるのは、笑顔が多い人はその場の情報をキャッチしようとしていますが、笑顔のない人は考え事をしていて周りの状況に気付けない。その時に運良く拾えたかもしれないお金にも気がつけないのです。


④願望の実現
 北京オリンピック女子ソフトボールチームを金メダルに導き、元ジャイアンツ桑田真澄投手のメンタルトレーナー、西田文郎(にしだふみお)さんは【最高脳の作り方】を使い、弱小野球チームにメンタルトレーニングをしましました。ピッチャー達に笑わせる様な楽しいことをした後にピッチングをさせると、今までにない球速の球を投げることができたのです。

 物事にワクワクしている人は願望が実現しやすいのです。なぜか?それは、人はワクワクしている時、何でも長続きしやすいから。それはそうですよね。ワクワクしない、楽しくないことは苦痛です。すぐにでも辞めたくなります。

 私たちの能力を最大限に発揮するには、ワクワク、笑顔で、高揚感が溢れている時、脳が最適化します。嫌なこと、落ち込むことがあると仕事もうまくいかないけど、例えば、好きな人に告白されたなど、良いこと、嬉しいことがあると仕事もうまくいくし、まるで自分が無敵になったような気分になりますよね!

そのワクワクした気分をすぐに作り出せるのが【笑いヨガ】です!


⑤幸福感アップ
 笑うことによってエンドルフィン、セロトニン、ドーパミンといった脳内ホルモンが分泌されます。

  1.  エンドルフィンはモルヒネの6倍も鎮静作用があり、気分が高揚したり幸福感が得られるという作用があるため、人間の体内で分泌される「脳内麻薬」ともいわれています。
  2.  「幸せホルモン」ともいわれるセロトニンは、精神の安定や安心感、平常心、直感力を高め、脳を活発に働かせ、精神安定剤とよく似た構造をした神経伝達物質です。
  3. ドーパミンは「快感や多幸感を得る」、「意欲を作ったり感じたりする」、「運動調節に関連する」といった機能を担う脳内ホルモンのひとつです。

こういう状態になりたい!と思う時に笑えば、自分でホルモンを分泌できるなんて最強ですよね(笑)


⑥生活習慣病予防
(1)糖尿病
 糖尿病患者の血糖値と笑いについての研究があります。糖尿病患者を対象に、昼食後に糖尿についての講義を受けてもらい、血糖値を測定したところ、血糖値が上昇しましたが、翌日、昼食後に漫才を鑑賞して大笑いしてもらい、測定すると、食後血糖値の上昇が抑えられていたのです。

(2)血圧を下げる
 笑いによる腹式呼吸で、血管を拡張して血圧を下げる効果のある「プロスタグランジンI2」が分泌されるので、高血圧や予防としても効果があり、糖尿病の合併症予防にもつながります。

(3)心臓、脳
 笑うことによってプロスタグランジンⅠ2が分泌され、血小板の凝集を抑えたり、コレステロールが動脈壁にしみこむのを防ぐ効果も期待できるため、脳梗塞や心筋梗塞を予防することができます


⑦認知機能低下の予防
 笑うと脳の血流が増加し、記憶をつかさどる海馬や意志や理性をつかさどる大脳新皮質などの働きが活性化します。

 毎日笑う人と、ほとんど笑わない人の認知機能をテストすると、1年後に認知症になる確率が3倍も違います。


⑧免疫力アップ
 体内免疫システムである、ナチュラルキラー細胞(NK細胞)が活性化し、がん細胞やウイルスを攻撃します。実はがん細胞は毎日できているのをご存知ですか。でも、がん化しないのはこのNK細胞がやっつけてくれているからなんです。

 こんな実験があります。柴田病院の伊丹仁朗医師が行った実験結果によると、吉本興業の「なんばグランド花月」で、がん患者を含む19人(20~62歳)に漫才、漫談、吉本新喜劇を3時間鑑賞してもらい、その前後で血液採取を行い、血中のNK細胞の活性度や免疫システムのバランス力の変化を調べました。

 免疫システムのバランス力が低すぎるとがんに対抗する抵抗力が弱く、高すぎると自分自身の身体を破壊する病気(リウマチ、膠原病など)になりやすくなります。
実験の結果、NK細胞の活性度は参加者の7割以上で上昇が認められ、バランス力も基準値に近づくという結果が出ました。

 免疫機能を薬で活性化させるには一定の時間がかかりますが、笑うと短時間で免疫系を正常化させることが分かってきました。

 しかも、本当の笑いだけでなく、微笑む程度の笑いや、エクササイズとしての笑いでも同じ効果があるということが分かっています。


⑨長寿
 生活習慣病や免疫力アップの効果のお陰なのか、よく笑う人、ポジティブな人は長寿だというのが分かっています。

 大リーグにベースボールカードというものがあって、これらベースボールカードに写っている選手を三つの表情で分けました。普通の顔で写っている選手、にこやかな顔、そして満面の笑顔です。全員が亡くなっている選手たちなので彼らの平均寿命を比べてみると、普通の顔で写っている選手たちの平均寿命が73歳だったのに対して、にこやかな顔が75歳、そして満面の笑顔の選手たちの平均寿命は、なんと80歳でした。

 また、カトリックの修道女たちが若い頃に書いていた文章を分析した研究もあります。楽しい、毎日が幸せ、などポジティブで明るい文章を書いていたグループと、反対にネガティブで暗い内容ばかりを書いていたグループに分けて平均寿命を比較すると、ポジティブなグループとネガティブなグループの間では、平均寿命に10年の差があったのです。しかもポジティブグループのシスターたちの90%が85歳以上まで生きたのに対して、ネガティブグループでは、85歳で生きた人は34%しかいなかったのです。

強い願望がこの世界を作り出したように、私たちのこの心も体も、願った通りになる小宇宙
いきなりヨガ哲学ですが、宇宙のはじまりはブラフマンという光も闇も何もないものでした。ところが、色んな経験をしたい!という強い願望がこの宇宙を、この世界を作り出したのです。

私たちもまた同じ。こうなりたいという強い願望が叶えられるように作られたこの心と体を与えられているのだから、しっかり使いこなして、見たい世界で、なりたい自分になろうではありませんか❤︎

帯広ヨガ

帯広ヨガ by K-Yoga 2022年4月名寄から帯広にお引越し! 現在オンラインヨガを毎日開催 ヨガレッスンのご依頼もお待ちしております

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