繋がる時
私のクラスでは、クラスの初めと終わりにアンジャリ・ムドラー(両手を胸の前で合わせる印)をしています。
左手は自我(アートマン)、右手は梵(ブラフマン)。ブラフマンのことを科学者は時に、「無限」とか「無」、仏教では「空」とか「虚」と言います。その両手を合わせることで、これらの相反するものを一つにし、それらが調和されると、本来の自分になるといわれています。
ヨガではよく、「本当の自分」という言葉を耳にすることがあるかもしれませんが、「本当の自分」とは、私達自身が自己を認識する【自我】ではありません。
この宇宙や地球、この世界の森羅万象を創り出したものと同じ【内なる高次の意識】が、本当の自分です。
私は今までを振り返ってみても、手を合わせる機会が何かと多かったなと思います
神社を訪れた時
神棚を拝む時
仏壇にお参りする時
お墓をお参りする時
私の出身校や子供達の幼稚園はカトリック系でしたので、お祈りをする時も手を合わせていました。
拝んだり、祈ったりする対象は違えど、不思議と、何か大きな在るものを感じる時だったなと思います。
ヨガクラスの初めと終わり
両手を合わせるというその行いに、分け隔てのない自分になれますようにと祈りと願いと意図を込めて…ଘ(੭ˊ꒳ˋ)੭✧
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